今回の記事では、内転筋を鍛える器具を紹介してみたいと思います。
内転筋は太ももの内側にある筋肉で、足を閉じる動作に使われます。
内転筋を鍛えるためのトレーニング方法には、ワイドスクワット(開脚スクワット)があります。
ワイドスクワットは道具が必要ないのがメリットですが、ピンポイントで内転筋に効かせたい場合は、内転筋専用の器具を使うほうが効果的です。
内転筋を鍛える器具は、どれも安価で手に入りやすいので、筋トレ初心者にもおすすめです。
それでは、おすすめ順で内転筋を鍛える器具を紹介しますね。
おすすめNo1は、ヨガボールです。
バランスボールよりも小さめで、直径20~30センチくらいのボールです。
口で膨らませるので、空気入れなどのポンプは必要ありません。
空気圧を弱くして、柔らかめで使うのがコツです。こうすることで、可動域が広がり、内転筋に効きやすくなります。
空気圧を高くすれば、硬めになるので、負荷を強くすることもできます。
ボールを膝のあたりに挟んで、足を閉じたり緩めたりすることで、内転筋を鍛えることができます。
また、股間に近い位置にボールを挟むことで、内転筋だけでなく、お尻や股間周辺の筋肉を鍛えるのにも使えます。
ヨガボールはヒップアップにも効果的なのです。
その他、腕に挟んだり、腰の下に敷いたりとヨガをサポートする万能型の器具です。
おすすめNo2は、ダイソーの太ももシェイプアップです。
太ももシェイプアップは、膝のあたりに挟んで使います。
ヨガボールと同様、足を閉じたり緩めたりすることで、内転筋を鍛えることができます。
股間に近い位置に挟むこともできますが、器具が大きく開いているため使いづらいです。
また、太ももシェイプアップは、負荷を調整できないのがデメリットです。
そのため、内転筋を鍛えるのが初めての人にはおすすめですが、既に他のトレーニングで内転筋を鍛えている人には、負荷が弱いと感じるかもしれません。
価格が安いので仕方がないですね。
おすすめNo3は、PelGrip(ペルグリップ)です。
PelGripは、ヒップトレイナーという名前が使われる場合もあります。類似商品もありますが、PelGripがオリジナルだと思います。
PelGripは股間に近い位置に挟み、お尻と足を閉めるようにして使います。
ヒップアップがメインの器具ですが、内転筋も鍛えることができます。
PelGripはダイヤルで負荷を調整できるのがいいですね。
デメリットとしては、他の部位を鍛えるのには使えないという点です。
この記事で紹介している器具の他にも、スライダータイプやクッションタイプの内転筋トレーニング器具もあります。
価格などを比較して、使いやすそうなものを選んでみてください。
以上、内転筋を鍛える器具について書いてみました。よかったら、内転筋のトレーニングに役立ててみてくださいね。